idenshi195(イデンシイチキュウゴ)とは、
高橋郁子による朗読劇のプロデュースユニット。
独自の脚本《言葉の楽譜》と、俳優の可能性と観客の想像力を信じた演出で、声で空間を変え、声で映像を視せる《朗読キネマ》の上演を続けている。これまでに、文化放送主催公演にてオリジナル作『潮騒の祈り』、峠三吉の詩を原作とする『朗読 原爆詩集』、綾辻行人の小説を原作とする『眼球綺譚/再生』、大塚明夫出演『船弁慶』などを上演。映像が視える朗読劇として話題となる。
◆朗読キネマ◆
物語の映像を観客の脳に投影する朗読表現。
「映像が迫る」「耳で見る映画」「脳で視るVR」「空間が変わる」「朗読の概念が覆された」など、数々の体験を提供。
[登録商標第第6241074号]
◆言葉の楽譜◆
朗読劇に特化した独自の脚本のこと。聴覚を通じ脳に作用する効果を計算した韻律を含めた言葉の並び、また声の重奏を成立させる手法によって構成されている。重奏箇所は、観客が想像する映像を多元的に視せる効果も生んでいる。
[登録商標第6232812号]
高橋郁子 (たかはし・いくこ)
[主宰・脚本・演出]
2001年より朗読劇の作・演出、2007年よりアニメーションの脚本を手がける。2011年、独自の朗読脚本〈言葉の楽譜〉を元に、新しい朗読劇のスタイルを確立。俳優の生声と生身の存在感で、空間を物語の現場に変え、観客の脳に映像を映す〈朗読キネマ〉の上演を続けている。舞台表現に特化した朗読ワークショップも随時実施。
近年の活動
2021年、七海ひろき、山寺宏一、日髙のり子、水島裕らが出演したREADPIA朗読劇『風の聲 〜妖怪大戦争 外伝〜』にて脚本を、idenshi195朗読キネマでは、大塚明夫 出演『船弁慶』、有森也実 出演『潮騒の祈り』にて脚本・演出を手がける。
2024年は、新木宏典主演『モノノ怪〜座敷童子〜』にて脚本を担当。また脚本・監督・プロデュースを務めた短編映画『夜想』は、オムニバスプロジェクト[Mothersマザーズ]の1本として2025年1月公開が決定。
日本シナリオ作家協会会員
日本劇作家協会会員
京都芸術大学 映画学科 非常勤講師(2023.04〜2024.09迄)
シナリオ講座 専任講師(研修科 78期.82期)
【代表作】
— 舞台 —
舞台『モノノ怪〜座敷童子〜』(脚本)/IMMホール
READPIA朗読劇『風の聲 〜妖怪大戦争外伝〜』(脚本)/ところざわサクラタウンジャパン パビリオンホールA
朗読能シアター(主催:宝生流和の会)
『葵上』『殺生石』『咸陽宮』(脚本・演出)/東京芸術劇場シアターウエスト他
『大樹釈尊』シリーズ四部作(脚本・演出)/新宿 経王寺
『ゴールデン街★青春酔歌』(脚本)/新宿シアターモリエール
— T V —
『聖闘士星矢 セインティア翔』
『青の祓魔師』
『スタミュ』
『図書館戦争』
『墓場鬼太郎』
『モノノ怪』
— 映画 —
『アシュラ』
山下亜矢香(やました・あやか)
[声優・俳優・ボイスチューナー]
株式会社 アーツビジョン所属
1999年、青二プロダクションより声優としてデビュー。
アニメ、外画吹き替え等の他、舞台俳優としても活躍。
繊細な感性と爆発的な表現力に評価が高い。
idenshi195旗揚げ以前から高橋作品に数多く出演。
『潮騒の祈り』では、2005年の初演と、2011年の再演時に主役の綾子を、2016年には母・和江を演じている。
言葉の楽譜の構成および表現方法を熟知していることから、2014年の文化放送主催公演より演出補、ボイスチューナーとしても活動を始める。
ボイストレーナーの青拓美氏、ヴォイススタジオインターナショナル(英/仏)のメンバーでもある演出家、ロラン・クルタン氏をはじめ、その他演技コーチなどから学んだ発声・演技論から独自のメソッドを創作。
俳優ひとりひとりに対し、きめ細やかなボイスチューニングを行うことから、
これまでの出演者や、ワークショップ参加者から厚い信頼を得ている。
【主な出演作】
— 舞台 —
Voice Festival to 2000『火の鳥〜鳳凰編〜』/ 中野サンプラザ(青二プロダクション30周年記念イベント)
ゲキバカ2011夏の陣『ごんべい』/吉祥寺シアター
はんなりラヂオ『はんなり☆夏語り2012』/恵比寿 エコー劇場
おおのの♪『先生と赤い金魚』/下北沢 シアター711
— アニメ —
『ヤッターマン』
『ドラえもん』
『サザエさん』
『ちびまる子ちゃん』
『ブラックジャック』他
— 外画 —
『ニキータ』
『SEX AND THE CITY』
『スター•ウォーズ/クローン•ウォーズ』
『トム&ジェリー 夢のチョコレート工場』
『チアーズ』
『RAY』他
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